給排水設備業者の給与って一体どれくらいなの?気になる給与事情に関して解説



■はじめに


給排水設備業者の給与について気になる方も多いのではないでしょうか。近年、建設業界全体が人手不足に悩まされていることから、給排水設備業者の重要性が増し、その給与についても注目が集まっています。実際のところ、給排水設備業者の給与は様々な要因によって大きく変動します。例えば、地域や経験年数、資格の有無、勤務先の規模や経済状況などが影響します。また、コロナ禍による経済の変動や、新しい設備の導入なども給与に影響を与える要因となっています。


■給排水設備業者の平均給与


給排水設備工事の平均年収は、経験年数や地域、企業の規模、持っている資格・労働市場などによって大きく異なります。実際に設備工事の平均給与は約420万円と言われています。

これを月給に換算すると約35万円と言われています。しかしその人の年齢や経歴によっても給与は変わってくるため一概に正しいと言えないので注意が必要です。

しかし未経験者や業界歴が短い方は、給与が低くなる傾向にありますが、経験を積んだり、資格を取得すると給与も増えていく傾向にあります。また、地域や企業によっては、福利厚生や昇給制度が整っている場合もありますが、業界全体としてはまだ整っていない部分もあります。しかし、衣食住の中でも水回りはインフラを担っているため需要も永続的に発生します。他にも建設業の需要も増加しているため、将来的に給与水準が上がる可能性があります。


参考資料:設備工事の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)


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■都道府県別給与事情


給排水事業の給与事情は、都道府県によっても異なります。一般的には、都市部や人口の多い地域では給与水準が高く、地方や人口の少ない地域では低い傾向があります。また、都道府県ごとに景気や産業構造が異なるため、給与に影響を与える要因も異なります。

例えば、東京都や大阪府などの大都市圏では、人口が多い事もあり需要が高く給与の水準も高くなる傾向にあります。一方で人口の少ない地方や離島等では需要が限られる事もあり給与水準が低いことがあります。具体的に見ていくと関東では東京都が約461万円と最も高く、次いで神奈川県の約459万円となっています。関西では、大阪府の約449万円が最も高く次いで兵庫県の約419万円となっています。一方地方では、島根県の約340万円が最も給与額が低く次いで鳥取県の約348万円、長崎県の約353万円となっています。全国で平均給与がもっとも低い島根県と全国平均では約60万円程の差があります。

年齢別でみてみると20代後半の平均給与値は約398万円であり一番平均給与が高い40代後半では約496万円と言われています。



■日給・月給制に関して


・日給


給排水設備工事の仕事における日給は、地域や企業の規模、従業員の経験と技能により異なります。一般的に、未経験者や新卒の場合、日給は8,000円から12,000円程度が相場です。一方で、経験豊富な技術者や資格を持つ専門職になると、日給は12,000円から18,000円、場合によってはそれ以上になることもあります。

地域による違いも大きく、都市部では生活費や物価が高いため、地方よりも高い日給が設定されることが多いです。例えば、東京都や大阪府などの大都市圏では、経験者の日給が手当を含めると20,000円を超えるケースも珍しくありません。

さらに、給排水設備工事の中でも特に専門的な技術を要する作業や、難易度の高い現場では、高い日給が提示されることがあります。特に資格を持つ技術者は、高い専門性を評価され、より高い日給を得ることが可能です。


・月給


給排水設備工事の業界では、月給制度が一般的に採用されています。月給制度とは、毎月固定の給与を支給する制度であり、安定した収入を得られるのが特徴です。月給は、基本給に加え、資格手当や役職手当、残業手当などが含まれることが多く、これらの手当が充実している企業では、総支給額が増える傾向にあります。一般的に未経験者では月給18万円~月給30万、経験者だと月給30万円〜月給50万円を超える事もあると言われています。

月給制度のメリットは、安定した収入が得られるため、生活設計が立てやすい点にあります。特に、家族を持つ技術者にとっては、毎月一定の収入が保証されることは大きな安心材料となります。一方で、忙しい時期や繁忙期には残業が増えることもありますが、その分の手当が支給されるため、努力が収入に反映されやすいです。



■年収アップの方法


給排水設備工事で年収をアップするための方法はいくつかあります。まず、関連資格の取得が重要です。給水装置工事主任技術者や排水設備工事責任技術者の資格を持つことで、専門性が評価され、給与アップにつながります。資格を取得すると会社のアピールにも繋がることや対応できる工事の幅も増える為、より大きなプロジェクトを任せてもらえることも多くなります。

また、施工管理技士や電気工事士などの資格を追加で取得することも有効です。これにより、より幅広い業務を担当できるようになり、総合的な収入増加が見込まれます。

次に、スキルアップやキャリアアップを目指すことが大切です。新しい技術や工法を学び、実践することで企業内での評価が高まり、昇進や昇給の機会が増えます。さらに、実務経験を積むことで現場監督やマネジメント職への昇進が可能となり、それに伴い年収も大幅に増加します。最後に、業界動向に敏感であることや、労働条件の良い企業を選ぶことも年収アップに寄与します。


■まとめ


給排水設備工事の年収事情について、さまざまな要因が影響を与えていることがわかりました。まず、全国平均の年収は約420万円であり、地域や経験年数によって大きく異なる傾向があります。特に都市部では高い需要があるため、地方よりも高めの年収が期待できます。また、資格の有無も年収に大きな影響を与え、特定の資格を取得することでキャリアアップや収入増加が見込めます。

さらに、勤務する会社の規模や業種も年収に影響を与えます。大手企業や安定した需要がある業種で働く場合、比較的高い年収が得られることが多いです。また、労働環境や労働時間も年収に関連し、長時間労働や夜間勤務がある場合、手当が支給されることが一般的です。

給排水設備工事の仕事は今後も安定した需要が予想されており、キャリアパスや将来性も魅力的です。特に、スキルアップや資格取得を積極的に行うことで、収入の向上やキャリアの発展が期待できます。給排水設備工事に興味がある方は、これらの情報を参考に、自分に合ったキャリアプランを検討してみてください。

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